クレイジーなことに取り組むつらさと強さ
直感的に馬鹿げているように思えることに取り組むことは、つらい。
それは人から見たらクレイジーであり、イケてないものである。
そして実際、そのクレイジーなアイディアに取り組んでいる間は、体力的にも精神的にもキツくなる。
けど、他の誰も気づいていない重要な真実を知っているなら、それは取り組むべきことである。
FacebookもUberもAirbnbも、クックパッドも価格.comも最初はクレイジーなアイディアだったはずだ。
しかし、そんなクレイジーなアイディアを真似したがる者は少ないため、競争は起こらない。
他が「イケているかも」と気づく頃には独占が生まれている。
クレイジーなことに取り組むのはつらい。だけど強い。
人の欲しがるものを作れ
Y Combinatorの創業者、ポールグレアムがよく言っているセリフが、「人の欲しがるものを作れ」である。
スタートアップが失敗する一番の原因は人の欲しがるものを作れなかったことにある。
それでは人の欲しがるものをどうやって見つけたらいいのか?
それは自分自身がどうしても困っている課題に焦点を当てるのが一番だと思う。
自分がそのプロダクトなしでは暮らしていけないほど必要としていたものであれば、他にもそのプロダクトを愛してくれる人は見つかるはずである。
そしてユーザーが本当にそのプロダクトを愛してくれるのであれば、そのサービスのことを勝手に広めてくれる。
ただし、横展開のできないニッチすぎるものを選んではいけない。
横展開できないほどニッチな課題であればスタートアップとして取り組む必要はないだろう。
その場合は非営利活動として取り組み、寄付を募るのが適切だと思える。
いずれにせよ、身近にある課題から人の欲しがるもののアイディアを見つけることが重要だ。
「スタートアップの始め方について学ぶな」とポールグレアムが述べている真意について考えてみた
先日こんな記事(スライド)がバズっていた。
www.slideshare.net
上記のスライドではY Combinator創業者のポールグレアムやPayPal創業者のピーターティールが述べる、スタートアップの成功に不可欠とされる「逆説的な」エッセンスを解説されている。
そこで触れられているのが、ポールグレアムが「スタートアップの始め方を学ぶな」と述べているということだ。
彼はスタンフォード大学での起業講座においても同様のことを学生に伝えている。
スタートアップの始め方を教える講義で「スタートアップの始め方を学ぶな」と言うのは明らかに矛盾しているが、その言葉の裏にある真意について考えてみた。
講義の中でポールグレアムが述べていることを要約すると以下のようになっている。
- スタートアップが成功するためにはスタートアップに関して学ぶ必要はない
- スタートアップが学ぶべきことはユーザーについてのみ
- ユーザーやその課題の存在する業界に関してプロフェッショナルになるべき
- Facebookが成功したのはマークザッカーバーグがスタートアップに詳しかったからではなく、ユーザーについて深く理解していたから
つまり、彼が言いたいのは「スタートアップについて詳しく学んでいる暇があったらユーザーについて学びなさい」ということである。
解決に値する課題のことやその課題が存在する業界について深く理解することが、スタートアップが取り組むべき最初にして唯一の命題だということであろう。
一方で、ユーザーについて詳しく学びイケている事業を立ち上げたにもかかわらず、スタートアップが失敗してしまうこともあるのが現実だ。
しかも、その原因が共同創業者の選び方に間違えたがために仲間割れしたり、会社設立時の資本政策をあまり考えていなかったために資金調達が上手くいかなかったりなど、事前に防ごうと思えば防げたかもしれないことである場合が多々ある(とよく耳にする)。
こうした現実があることは恐らくポールグレアム自身がよくわかっていることだと思う。
それでも彼が「スタートアップの始め方を学ぶな」と述べるのは、スタートアップに関して学ぶばかりでユーザーについて学ぼうとしないスタートアップがあまりにも多いからなのではないかと推測される。
つまり、彼の発言の真意は「スタートアップに関して最低限学んだほうがいいことは確かにある。だが、その最低限を学んだあとはとにかくユーザーのことだけを学びなさい。」ということだったのではないだろうか。
勉強するより聞いてみるほうが早い
起業などといった初めてのことに取り組むときは右も左もわからないため、ネットで調べるなり本を読むなりしますよね。
そうして勉強するとわかった気になっていることが多いです。
でも先日、経験者と話していると、僕の得た知識は必ずしも正しいものではなかったと気づくという出来事がありました。
つまり勉強するのも大事だけど、それだけでわかった気になってたら駄目ということなんですよね。
自分のわからないことは経験者に聞くのが手っ取り早いし、勉強して得た知識は経験者に尋ねて合ってるか確認したほうがいいと思います。
僕がブログを始めた理由
こんばんは。
2回目の投稿になります。
今日は僕がブログを始めた理由について書こうと思います。
結論から言うと、ブログを通して僕のことを知ってもらいたいというのが主な理由です。
僕はこの夏、大学を卒業し、その後は就職せずに起業します。
スタートアップを始めるのにあたって何よりも重要なのがアイディアとチームです。
アイディアに関しては、人の欲しがるものを作る、これに尽きると思います。
一方でチームに関しては、常に情報発信しないと人は集まってこないと思います。
ここで言うチームの人とは創業期の会社のメンバーかもしれませんし、こんな小さなスタートアップを支えてくれる外部の誰かかもしれません。
何もないからこそ情報発信しなければならない。
そうでないと誰にも気づいてもらえない。
これが僕がブログを始めた理由になります。
はじめまして
はじめまして。
高橋慶一郎です。
今日からブログを始めます。
このブログの目的は自分の思考整理のため、また情報発信をするためです。
次回は僕がブログを始めた理由について書いてみようと思います。
おわり。